INTJとINFJの違いについて

16タイプ

 内向的直観(Ni)優勢の人々の自認

 こんにちは、ふぐゆきです。

 INTJとINFJとで、自認に迷われている方も多いのではないかと思い記事を作りました。

 主機能に内向的直観(Ni)をもつ両者は、非常に考え方や認知の仕方が似ており深く考えれば考えるほど、自分がどちらのタイプに該当するのかわからなくなる方も多いのではないでしょうか?

 今はINTJを自認していますが、ふぐゆきもその1人です。

 

 自認に悩み水を吐くふぐ。

 ふぐの考えの軌跡を振り返っていくので、自認に悩める内向直観タイプの人々の参考になればと思います。

 二分法から自認を考える

 16タイプ性格類型(MBTI)の自認を考える際には、二分法から考える方法と自身が使用している心理機能から探っていく方法があります。

 まずは、シンプルな二分法から考えていきたいと思います。

 スイスの心理学者、カール・ユング先生

 MBTIをはじめとした16タイプ類型は、カール・ユングの類型論で使われる以下の3要素

 内向(I)ー外向(E) 一般的態度

 感覚(S)ー直観(N) 非合理機能

 思考(T)ー感情(F) 合理機能

 に

 判断型(J)ー知覚型(P) 判断機能

 を追加し、人を16のタイプに分類する試みです。なので、心理機能の面から自己を深掘りして自認を見つけていく方もいますが、まずは二分法から考えるのが、自認探しの王道といえると思います。

 長々と書きましたが、この二分法のなかでINTJとINFJの差は1ヶ所だけです。

 INTJとINFJは3番目の思考と感情、どちらかを優先させるかという点で相違があるのでここを考えていきます。

 しかし、理屈と気持ちのどちらが優先されるかは状況にもよりますし、年齢と共に考えが変化してどちらとも言えなくなってきたという方も多いのではないでしょうか?

 進学、就職、結婚、子育て、介護など……年齢が上がれば上がるほど社会のなかで求められる役割が多様になり、本来の自分から離れた役回りをすることも増えていきます。

 経験を積むことで成長し、自分の本来のタイプと反対側の機能を使えるようになるということは、本来であれば喜ばしいことなのですが、自認を考えるという面では難解になってしまう部分があるでしょう。

 MBTIでは自己の性格タイプは生得的なものと考えられているので、過去の自分と現在とを振り返りながら考えてみると発見があるかもしれません。

 また、二分法は一方に偏っておりその性質がはっきりと出ている方には当てはめやすいですが、どちらとも言えるような中間的な部分が大きい方の場合には当てはめにくく、やや乱暴な手法となる場合があります。

 二分法だけでなく心理機能の面からも自認を探っていくことで、より詳細な分析を行えるのでここからは心理機能についても考えていきたいと思います。

 心理機能から自認を考える

 次に心理機能の面から、自認を探っていきます。まず、ご存じの方も多いとは思いますがINTJとINFJの心理機能について一覧を記載します。

  •  INTJの心理機能

  優勢機能 内向的直観 Ni

  補助機能 外向的思考 Te

  代替機能 内向的感情 Fi

  劣勢機能 外向的感覚 Se

  •  INFJの心理機能

  優勢機能 内向的直観 Ni

  補助機能 外向的感情 Fe

  代替機能 内向的思考 Ti

  劣勢機能 外向的感覚 Se

 

 優勢機能(内向的直観)と劣勢機能(外向的感覚)については一致しています。劣勢機能の発現については両者にあまり違いは見られませんが、優勢機能である内向的直観が働く対象については違いがあるように感じます。

 具体的には

 INTJは物事の趨勢など人間関係とは少し離れたところに直観が働くのに対して、INFJは人そのものや人間関係に直観が働くケースが多いです。これは、優勢機能をサポートするための両者の補助機能が、サポートにとどまらず内向的直観そのものに影響を与えているためだと考えられます。

 次にこの補助機能の違いから、両者について考えていきたいと思います。

 補助機能の違いについて

  •  INTJ 補助機能 外向的思考 Te
  •  INFJ 補助機能 外向的感情 Fe

 補助機能は優勢機能の次に働く機能であり、優勢機能をサポートする目的で使われます。

 内向的直観という現実世界とは直接的に干渉しにくい心理機能を優勢機能に持つ両者にとっては、社会生活のなかで生命線になってくる機能であり、補助機能について便利だなと認識しているINTJやINFJも多いのではないでしょうか。

 自分自身の内面から得たひらめきを適切な言葉に変換し説明ことはなかなか難しいですし、それを実現するためには周囲の助力や、説明できるだけの論理性が求められます。

 補助機能は10代の中盤から20代の前半まで、中学生から高校生くらいまでの時期に大きく発達するといわれています。INTJのふぐ自身の経験で考えてみても、この時期くらいから考えていることを多少なりとも他者に伝えられることが出来るようになってきた感覚があります。

 内向的直観で得た洞察やひらめきを全て余すことなく伝えるということは無理なので、伝えるのに難しくなる部分やニュアンスをばっさりと切って説明しようと試みるようになったのもこのころでした。この削られてる感覚が嫌で外向的思考はあまり好きではないのですが、それでも実生活の中で最も役に立つ機能だと認識しています。

 内向的直観だけあってもなににもなりませんからね。

 こうした感覚は、INTJだけではなくINFJにもあるのではないでしょうか。否定するINFJも多いとは思いますが、外向的感情で人の気持ちを汲み取って思い通りに操れたら便利でしょうし。

 外向的思考、外向的感情共に便利な機能なので、どちらのタイプであっても内向的直観を主機能に持つ人は生涯にわたって鍛えていくと良いです。ほかの性格類型タイプであれば外向的感覚がこの役割を担うこともあるかと思いますが、劣勢機能であるそれに期待するのは難しいかと思います。

 この補助機能の発達の程度から、自認を決定するという方法もあるかと思います。外向的思考、外向的感情のうち、発達している方を補助機能とする自認を選択すれば正しい可能性は高いです。少なくとも他人から見た時の違和感というものはなくなります。

 しかし、自分自身の環境に応じて心理機能の成長の速度は変わるので、本来とは逆の機能が発達ししまうということもあるので注意が必要です。

 INTJは男性が多くINFJは女性が多い傾向があるのですが、これは社会の中での役割やコミュニケーションの態様などから発達しやすい心理機能が異なるためであるとふぐは考えています。男性では論理(T)的な価値観、女性では感情(F)的な価値観が求められるということは、否定されるべきではありますが現実には存在しています。こうした後天的な要因から得意な機能が変わるケースも多いと考えられるので、おそらくINFJの男性やINTJの女性は集計されているものよりも実際には多く存在しているのではないでしょうか。

 代替機能の違いについて

 INTJ 代替機能 内向的感情 Fi

 INFJ 代替機能 内向的思考 Ti

 

代替機能は第三機能とも呼ばれ、30代前後くらいの年齢から徐々に発達していくと言われています。

 両向に発達するという説もあり、この説に立脚すると代替機能までよく発達したINTJは外向的感情をINFJは外向的思考を使いこなすことが出来るということになり、自認を定めることがより困難になります。

 両行発達説をとらない場合であれば、自身の内向的な機能から擬似的に外向機能を作り出そうという試みが行われると考えられ、ふぐとしてはこちらの考えを支持しています。

 理論や言葉だけで考えるとわかりにくいですね。

 なので具体的に、INFJが外向的思考を発揮しようとした場合で考えてみたいと思います。

 この場合であれば、INFJの代替機能である内向的思考を軸として外向的思考を作り出していくことになります。内向的直観で得たひらめきやビジョンを一度、自分の頭の中で整理して論理立てて保管していくことで、イメージから系統だった知識にすることが出来るようになります。

 こうした過程を踏まえてからであれば、外向的思考として他者に示しやすい状態にすることができ、周囲から見たときにあのINFJは外向的思考がしっかりしていると見られるようになります。

 迂回した結果として出力された機能なので、INTJの自然な外向的思考に比べると稚拙であったり、負担感を覚えやすいのではないかと思います。

 代替機能まで発達した両者の場合、自認の判定は非常に難しくなりますが自身の中でより自然に使える方を選ぶと良いと思います。

 また、代替機能はたいして得意な心理機能ではないのですが、本人の中では新しく取得しはじめた機能なので高く評価されがちです。

 内向的感情に自信満々の水を吐くふぐ。

 最近になって苦労しながら獲得したものほど、高く評価するのは人の定めですよね。なので、そのあたりを割り引いて評価すると良いのでしょう。

 また、こうした側面から自己の内面性やアイデンティティを代替機能に見出すINTJが多いのではないかと思います。

 内向的直観は大抵の場合正しい道筋を与えてくれますが、ともすれば操られているという感覚にも陥りがちです。そうした中で、自己の感情に基づき決定した物事のなかにこそ、自分が存在しているように感じることがあります。

 INFJの論理に対する愛着も似たような部分があるのではないでしょうか。内向的直観を理解した解明したという部分に自分を見出していくわけです。

 

 少し話が脱線しましたが、現在と自分自身の子供時代や学生時代などを振り返ってどの心理機能が発達していったかを考えると自認についての理解が深まります。

 どんなINTJとINFJがこの2択で迷いやすいのか

 最後になりますがどんなINTJとINFJがこの2択で迷いやすいのか、自分の経験から話してみようと思います。

 あくまでふぐの肌感覚ですが

 以下の3つのパターンのINTJとINFJが、自認選びをこの2択で悩んでいるケースが多いと感じます。

  •  エニアグラム、タイプ5のINFJ
  •  エニアグラム、タイプ5以外のINTJ(タイプ1やタイプ3など)
  •  30代から40代以降の逆方向の機能を使うことに慣れたINTJとINFJ

 エニアグラムのタイプ5と思考(T)型との相関はあるように感じます。ステレオタイプと合致するようなINTJらしいINTJはタイプ5の方が多い印象があります。逆にタイプ5のINFJはINTJのような要素が強く出る傾向があるのではないでしょうか。

 おわりに

 いかがでしたか? 自認に迷えるINTJとINFJのお力になれたとしたら幸いです。

 MBTIは生まれ持った本来の性格タイプがあるという考えのもとに作成されてますが、二分法を用いる以上、思考(T)型とも感情(F)型ともとれる中間的な人が多く存在するのは自然のことです。

 本来の自分から離れ、性格類型タイプにあわせていってしまうことは一番よくないことなので焦らずに過去と現在の性格を振り返って、自分にとって一番しっくりときやすい自認を選択できることを願っています。

 

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